夏の終わりにしみじみと映画に浸りたいそんな時は「君がいた夏」(StealingHome)
2017年今年も秋の気配が感じます。そんな時、夏の終わりにしみじみと映画に浸りたい時は「君がいた夏」(原作名: StealingHome)を先日思い出したように急に見たくなり初めてアマゾンビデオで購入した作品です。
この映画アメリカで1988年に公開されて、私が初めて見たのが1995年頃近所の本屋さんのビデオ発売のポスターでした。
まだ私の中ではマイナーであったジョディー・フォスター主演の作品でありこの映画を見た後彼女のファンになりました。彼女のキャリアスタート時の作品の代表作と言えます。その後、羊たちの沈黙を初め主演女優で2つのオスカーを手にしたジョディー。
本作は彼女の映画主演2作目でとても若くてあどけなさが残っていて素晴らしい青春映画に仕上がっています。共演の俳優には現在はTVドラマなどで大ブレイクしているマーク・ハーモン。更には後に恋愛小説家などでもオスカーを受賞したヘレン・ハントなどが脇を固めていて今考えれば凄いキャストで構成されています。ジョディーフォスターはとても知的で、個人的には女優にでもならなければ弁護士にでもなっていたんではないかと思っています。
1950頃の原作アメリカのフィラデルフィアの設定でシースモークが舞台なとても素晴らしい作品。私はこのシーンがとても印象に残り2000年初めにオーストラリアのケアンズに行った時にふと入った画廊でこのまるでこのシーンのような絵のような写真を一目惚れしてその写真は今でも大事に持っています。ある意味人生とはと何なのか?何故ケーティー(ジョディ・フォスター)は?何故ビリー(マーク・ハーモン)は?自問自答しながらこの映画を見ていましたが、今回5年振り以上経過して観てみても人生とは?と考えさせられたり、映画で綺麗に描写されているロマンテックディナーのシーンは正に感動そのものです。そんな様々な描写も今観てもとても綺麗です。
貴女にとってのビリー(マーク・ハーモン)は、貴方にとってのケーティ(ジョディ・フォスター)は誰でしょうか。私はそんな50回以上観ている「君がいた夏」私はこの映画を一生忘れることはないでしょう。そして何時かこの撮影地のシースモークに行って観たいと思います。